昨日も書きましたが、最初にこれを出したのは、なんと10年前。
今回で、たぶん4年ぶり5回目の登場です。
4年の間に、木樽熟成 山伏シリーズのラベルができたので、今回新ラベルとなっては初登場です。
山伏シリーズの基本中の基本、山伏 壱 / saison one を、ワイン樽で熟成してさらにボトルコンディションで仕上げているのですが、今回は約61ヶ月と約55ヶ月たる熟成をしたもののブレンド。加重平均で約55ヶ月。瓶熟成は約8ヶ月。
熟成を経た色は、通常の saison one よりもやや深めのゴールド。
同じシリーズの、例えば "blonde" なんかとくらべると 酸味はかなり弱め。
一方で、樽の香りをしっかり感じます。
甘やかな印象がありながらもあくまでもドライな飲み口と、ちょっと甘いりんごみたいな複雑な香りは、木樽で熟成したしっかりとした白ワインのよう。
肉料理なんかも含めて、食中酒としての守備範囲はかなり広いのではと思います。
今回はぼくらが怠けていたこともあって超長期熟成版となりましたが、今後は、ここまでの長期熟成はしないんじゃないかな。
すごく時間がかかった贅沢版ですが、結構本数もありますし、みなさんにお楽しみいただきたい気持ちもあって、価格は "red" や "blonde" と同じでいくことにしました。
"志賀高原ビール" とは別のアプローチで「最良の食中酒」を目指す、"山伏"。
しつこく推していることもあって、ありがたいことに、リピートをいただくお客様も着実に増えてきています。
ご感想もいただけるとうれしいです!
限定1674本
アルコール度数:7.0%
ビアスタイル:バレルエイジド・セゾン
限定品