蔵人たち自らが、完全無農薬で、最低限の有機肥料のみで育てた酒米「金紋錦」をつかった55%精米の純米酒の無濾過生原酒。
昨シーズン以上にきれいな酸が際立つ力強い辛口。
マスカットのような香りを主として、若草のような印象。フィニッシュには幸水とかみたいな梨のようなニュアンスも感じます。
同時発売の山恵錦に比べるとよりふくよかで複雑。
あちらがスッとキレイに消えていくのに対して、こちらは味の余韻がいい意味で長い印象。
今後の伸び代にも期待が持てるポテンシャルを感じます。
こちらも食中酒として幅広いシーンでお楽しみいただけると思うのですが、こちらは焼き鳥ならタレの方や、クリーム系の料理など、ちょっとしっかりしたものまでカバーできると思っています。
繰り返しますが、純米吟醸スペックではありますが、より研ぎ澄まされた辛口の純米酒っていう印象かと。
こちらも720ml 600本、1.8L 60本の数量限定です。
精米歩合 :55%
日本酒度 :+8
酸度 :2.3
アルコール分 :16%
栽培エリア :横倉、沓野
採水地 :長野県下高井郡山ノ内町
【2025年の米づくり】
6-7月の気温が高く初期成育が早かったです。
水不足の地域もありましたが、ぼくらの水系には深い山々が絶えず水を提供してくれました。
早生の金紋錦は8/10頃に出穂。
登熟期の気温が涼しかったので狙い通りの溶ける米になりました。
秋の収穫期に雨が多く、刈り取りには苦労しましたが、なんとか収穫を終えて、すべて一等米に。
ぜひこの地ならではの味をお楽しみください。