忽布古丹醸造さんとのうれしいコラボ!
うちの20周年ということで、思い出の最初の設備でどうしても仕込みたくてお願いしたやつです。
苦楽を共にしてきた、工場長、元BUAISO君とお邪魔して仕込んだ大事なビールです。
その名も、
Old Buddy / Shiga Kogen Pale Ale!?
そう、我が長年の友と、懐かしい設備で仕込んだから、Old Buddy。
気づけば、ペールエールって、もしかしたら最近、一番くらいに売れないスタイルだったりします。
でも、志賀高原ビールの原点はペールエール(だし、いまだに IPA 並の主力商品)。
今回、懐かしの設備での仕込みで、やっぱりペールエールを仕込みたいと最初から思っていながらも、堤野君には、
「やっぱり、売れるし IPAとかの方がいいかな?」
なんていっている自分がいました。
でも、
「いや、ペールエールでしょ」
って、返してくれるのが愛する北の人。
最高にうれしいよね。
出来上がったのが、このビール。
シンプルなスタイルなのですが、お互いのこだわりは相当です。
最初から今に至る、うちのペールエールのレシピを全部みてもらって、堤野君が選んだレシピは、クラシックな「志賀高原ペールエール」。
「クラシック」といっても、そんなにいまと大きく違うわけではないのですが、でも、ちょっと今より色は深め。
逆にホップはシンプルに、カスケードのみ。
と、いっても、HOPKOTAN / 稲葉さんの上富良野さんカスケードと、うちのカスケードの二種類。
そこに、うちとは一味違う忽布古丹流のこだわりの仕込みテクニックも。
今日、北海道からサンプルが届きました。
ちょっと緊張しながら、みんなで試飲。
すぐに笑顔です。
なんだか20年前を思い出す色のビール。
ホッピーでモルトの味わいを感じるんだけど、それでいてクリーンでドライ。
カスケードしかつかってないはずなのに、二つの個性が合わさって、退屈じゃない。
キレイが売りの HOPKOTAN さんに、ちょっと下品さが加わっていてうれしかったな。
もちろん、うちのペールエールと一緒に飲んだのですが、どちらもいい。
ずっと、堤野君本人は自信があったみたいだけど、納得です。
ある意味でぼくらの「原点」を思い出させてくれる大事なビールになりました。
どうぞよろしくお願いします。
堤野君の、
こちらの文章 も、ご参照ください。
※※【購入制限】おひとり様6本までとさせていただきます。※※
アルコール度数 : 5.5%
ビアスタイル : ペールエール