stillwater x 志賀高原 / EXTRA SPECIAL DRY 新バッチ、発売です!
今年あたまに仕込んだ、stillwater とのコラボ。
個人的にも、とても気に入っていたのですが、それ以上に stillwater のブライアンもすごく気に入ってくれて、
「また是非!」
と言ってくれていたので、このタイミングで満を持しての再醸造。
もともとのぼくのイメージとしては、木樽熟成 山伏 B³ Miyama を、木樽熟成やブレットなしで表現する感じに、stillwater の名作、EXTRA DRY を合わせた様な感じ。
B³ Miyama は、ぼくらも大好きだし、たとえば OXBOW の Tim とかが一番好きなやつ。
たぶん、ブライアンにも絶対気に入ってもらえるはずと思ってたのですが、実際、飲んでもらったら、予想通りでした、
EXTRA DRY の方は、米をつかったライトなドライホップセゾン。
このバランス、大好きなやつなのです。
自家栽培の "山恵錦" をつかって、ドライに仕上げました。
ホップには、NZとヨーロッパの品種に加えて、自家栽培の "信州早生"。
ドライホップも、バランスを重視して、うるさくならない程度にしています。
EXTRA DRY よりも度数はちょっと高めの設定。
だから、EXTRA SPECIAL DRY。
ESB ならぬ ESD 的な。
結果、ドライなうちのビールの中でも、特にドライに仕上げているので 5.5% を感じないくらいに仕上がりました。
さらに、前回の仕上がりには満足していたのですが、実はもうひとつ試してみたかったことがあったので、そこを修正して再挑戦。
結果は、前回に比べて数値的にも圧倒的にドライに仕上がって、Extra Extra Special Dry って感じ。
それでいて水っぽい感じは皆無。
とにかくドライなのですが、そのドライさの中にほんのり感じる甘さは、やっぱり酒米由来かと思います。
セゾン酵母の香りや、ホップの華やかさを感じますが、いずれも、あえてやや控えめにしたのが相まって、いくらでも飲んでいられる様な感じ。
香りのニュアンスとしては、レモンやライチみたいな感じかなと。
苦味は控えめで、ほのかな酸を感じる、ちょっと柔らかな飲み口。
「ビールが飲みたい」っていう場面に相応しいのって、こういうのじゃないかと最近感じてます。
今回も、みなさんに是非飲んでほしい、自信作になりました。
ブライアンも絶対気に入ってくれる自信があります。
一仕込みだけで量はあまり多くないので、お早めに。
どうぞよろしくお願いします。
アルコール度数 : 5.5%
ビアスタイル : セゾン
限定 3357本