ぼくらの大定番、自家栽培の酒米 "美山錦” と同じく自家栽培のホップ "信州早生" をつかった和製セゾン Miyama Blonde の、年に一回の特別バージョン。
収穫したての野生の菖蒲の根をスパイスとしてつかった、かなりオリジナルなビールです。
菖蒲は、海外でもスパイスとしてビールづくりにつかわれていたと、ものの本で読んだのですが、海外の友人たちと話してみても、知っている人にあったことがありません。
というわけで、もしかしたら、現在、菖蒲をつかったビールをつくっているのは、世界でうちだけなのではと思ったり。
今回で7回目の登場です。
6.5%、IBU33。
菖蒲は湿地を好むのですが、今年は少し乾燥気味だったのか、それとも収穫のタイミングが多少遅かったのか、収穫した際の香りがやや弱いような気がして、ちょっと心配しました、
その分、量をたっぷりつかってみたのですが、結果は良好。
菖蒲由来の、ちょっと生姜のような印象もあるスパイシーさに、ラムネや三○サイダーなんかを思わせる甘やかなニュアンス。
Miyama Blonde との組み合わせは、先日の TAIHU BREWING とのコラボ Tea for Two とも通じるドリンカブルな 仕上がり。
幅広い食事と合わせていただけると思いますが、特に「和」の素材との相性はいいと思います。
これを待っていてくれてるファンが、意外に多いのはうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
アルコール度数:6.5%
ビアスタイル:ジャパニーズセゾン / スパイスエール
限定 3,602本