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ビール - 志賀高原ビール Coffee and Donuts 330ml [商品番号 : 277]

先日の Hood to Fuji のためにつくった、米・ポートラーンドの超実力派ブルワリー、UPRIGHT BREWING とのコラボレーションで生まれたビールです。

今回の イベントでのコラボには、「オレゴン産のものをつかう」というルールがありました。

アップライトの Alex に、なにがいいかと聞いてみると、同じくポートランドの Junior's Roasted Coffee のコーヒー豆をつかいたいとの提案。

UPRIGHT といえば、ベルギー/フランスにインスパイアされた FARMHOUSE ALE のスタイルで、ポートランドでも最高の評価をされるブルワリー。

コーヒーのビールは、ぼくらも何度もつくっていますが、せっかく UPRIGHT とビールをつくるなら「やっぱり FARMHOUSE ALE!」ということで、コーヒーとセゾンの組み合わせに挑戦することに。

モルトの配合、酵母の種類や発酵温度などの細部を固めた上で、Alex が Junior's のMike とテイスティング。

選ばれたのは、

Dur Feres (←野生の馬っていう意味らしい)というエチオピアの豆。ブルーベリー、グミ、メロンのようなニュアンスの果実味あふれる豆。果肉をつけたまま乾燥させた、ナチュラルと言われる製法です。

「コーヒーの方はわかったけど、ドーナツって?」

と思う方も多いと思います。

小さい頃、お母さんが作ってくれたような、懐かしくシンプルなドーナツを、ドライホップの要領でタンクに直接投入。バルブとかに、詰まっちゃうんじゃないかと心配しましたが、ドーナツの穴のおかげで、心配ありませんでした。

っていうのは、もちろん全くの嘘。

Hood to Fuji で、この冗談を、かなりの人が間に受けてくれましたが、本当はドーナツはつかってません。

トーストされたモルトや、小麦、乳糖などをつかい、セゾンイーストの発酵をコントールすることで、ほんのり甘いオールドファッションなドーナツのようなイメージを目指しました。

4.5%、IBU12.5。

いつもの志賀高原ビールとは、ひと味違う感じ。

UPRIGHT と Junior's のコメント通り、ベリーやメロンを思わせるコーヒーの香り。

ぼくらのビールとしては苦味はなく、ほんのり甘い口当たり。

ちょっと穀物のニュアンスもあって、クラシックなドーナツ感があると思うのはぼくらだけ?

コーヒーとセゾン酵母による酸味も合わさった、優しい飲み口。

4.5%と度数は低いけど、飲んだ満足感はあると思います。

明るい時間、おしゃれなカフェや、家のベランダとかで、本でものみながらゆったり飲んでほしい。

そんなビールに仕上がりました。


みなさんの反響がどうかと、少しドキドキしましたが、イベントではたくさんのみなさんに、

「美味しかった!」

と言ってもらいました。

1仕込みのみ。

樽だけでも売れるとはおもいつつも、やはり大事なコラボは形に残したくて、ボトルもつくりました。

ラベルは、SNOW MONKEY BEER LIVE のデザインでもいつもお世話になってる mako さん。

すごくいい感じだと思いますが、いかがでしょう?


アルコール度数:4.5%

ビアスタイル:コーヒーセゾン


限定 3409本

大変恐縮ではありますが、お一人様12本までの販売とさせていただきます。
型番 14545
販売価格
471円(税込)
購入数
売り切れ